緑内障

緑内障とは

緑内障

緑内障とは、医学の進歩につれ、時代と共に少しずつ定義が変わってきています。昔は眼に見えなくなる病気ということでしたが、その後眼圧の高い病気、さらに眼圧が高くて、視野欠損のある病気となり、現在では視神経乳頭(脳からの視神経の網膜への出口)の構造が変化したり、視野欠損があったりで、眼圧を下げることでそれらの障害の進行(失明へ至るも含む)が抱えられる病気となっています。傷害された視神経は戻りませんので早期発見が重要です。視神経も脳の細胞の様に毎年減っていきますが(緑内障の人は減り方が早いです)、現在は、
眼圧を下げるのが効果の確実に証明されている方法です(点眼や手術など)。


片方の目で上下左右の見える範囲を視野といいますが、緑内障になると視野が狭くなったり(視野狭窄)、部分的に見えない部分が出来たり(視野欠損)する視野障害が起こります(右上図参照)。
初期の段階では中心部から離れた部位に、しかも見えない部分はごく小さい範囲なので、自覚症状はほとんどありません。一般に鼻側の上の辺りから視野が狭くなっていき、緑内障が進行すると、中心部分に見えない範囲が広がっていきます(右上図参照)。
両目を使い、左右で視野を補いながらものを見ますので、視野障害が起きていても実際に気づかないことが多いです(どんどおん進めば最終的に見えなくなってしまうこともあります)。

緑内障の発見
自覚的にはかなり又は、ある程度進むまでは分からないことが多いので、早期には視神経の出口の形を見たり(眼底検査)、視野検査で見えにくいところが出来てるかをみます(眼圧の高い人はなり易い)。40歳以上の20人に1人が緑内障と言われていますが、40台50台で見えなくなる人もいますので、そういう人は、20台30台頃より視野欠損は出ていると考えられます。

緑内障の治療方法

緑内障の治療で重要なことは、眼圧を下げ、これ以上視神経が障害されないように、視野障害が進行しないようにすることです。

近視や緑内障の家族歴は危険因子です。 当院では極早期より視野異常の発見できる自動視野計を導入し(コンタクトレンズの人をはじめ)、全ての人に眼底の(緑内障の)スクリーニング検査を行ない、早期発見に努めています。

それでも視野障害が進行する場合は、レーザー治療や手術を行ないます(紹介になります)。

生きている間はだんだん視神経細胞は減っていきますが、眼圧を下げる事で視神経の障害(視神経の異常な減少)の進行はよりゆっくりにできます。眼圧を下げる薬の点眼を忘れずずっと続ける事が重要です(一生となります)。